転職の最終面接がほぼ合格は本当?最終面接でやるべきことや注意点を紹介!

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転職活動をしていて最終面接にまで進むと、ほぼ合格するのではないかと期待してしまう人もいるでしょう。

「最終面接まで残ると、ほぼ合格を意味する」といわれることもありますが、本当なのでしょうか。

そこで、転職の最終面接についての疑問に迫り、最終面接で注意したい点なども紹介します。

目次

転職の最終面接がほぼ合格は嘘なのか?

転職活動の難関ともいわれる面接は、一次面接、二次面接といくつかの面接を繰り返して最終面接にまで進みます。

幾度となく繰り返される質問に誠意ある態度で答え、最終面接にまでこぎつけると、内定の二文字がほぼ見えてくるでしょう。

最終面接にまで駒を進めるとほぼ合格だといわれることもありますが、嘘なのでしょうか。

ほぼ合格だと思い込み、油断をしてしまうと内定のチャンスを逃してしまう可能性もあります。

そこで、転職活動を成功させるため、最終面接はほぼ合格なのか、その真意を明らかにしてきましょう。

転職の最終面接はほぼ合格と言うのは嘘

転職活動が順調に進んで最終面接にまで残ると「ほぼ内定」といわれることもあります。

しかし、最終面接で落とされるケースはめずらしくありません。

したがって、「最終面接にたどり着くとほぼ合格」というのは、嘘だといえるでしょう。

もちろん、企業によっては内定を前提とした顔合わせの機会として最終面接を設けているところもあります。

そういった企業では、最終面接がほぼ合格を意味している可能性が高いでしょう。

企業によって最終面接の捉え方は異なりますので、自分の応募した企業が最終面接で顔合わせを行っているかどうかは定かではありません。

多くの転職希望者が最終面接で涙していることから、最終面接にまで進めてもほぼぼ合格などと油断するのは危険だといえます。

転職の最終面接の合格率は?

転職で最終面接に進むと、ほぼ合格といわれているのは嘘です。

最終面接の合格率はわずか30~50%といわれ、多くの転職希望者が涙しているという現実があります。

最終面接にまで進めたのは、一次面接や二次面接で正しく評価された人です。

社風にもマッチし、ほぼ即戦力で活躍できると人材だと期待されているでしょう。

しかしながら、最終面接では7割もの人が合格できずに終わっているのです。

最終面接は転職の難関にも値しますので、ほぼ合格と信じ込むのではなく、初心を忘れずに挑みましょう。

転職の最終面接の持つ意味

転職の一次面接では応募者のビジネススキルをチェックし、二次面接では即戦力として働けるかのスキルなどが確認されます。

それに対して最終面接は、一次面接や二次面接とは異なった目的で行われているのです。

転職の最終面接が持つ意味には、次の2つが挙げられます。

  • 最終決断に向けた見極めのため
  • 合格を前提とした顔合わせのため

最終決断に向けた見極めのため

最終面接は、選考の最後の段階です。

最終面接を突破すると、企業の一員となるのですから、転職希望者のスキルや人間性についてこれまで以上に厳しい審査を行う企業も多いでしょう。

一次面接や二次面接での情報を深掘りするケースや、これまでの情報を取っ払い、ゼロから審査する企業など、そのスタイルは様々です。

どちらであっても、最終決断に向けた慎重な見極めを目的として転職の最終面接が行われるケースが多くみられます。

面接官も自信を持ってこの人材を選んだといえるよう、転職希望者の内面もしっかりとチェックしているのです。

自分の回答に対して具体的な説明が求められることはめずらしくありません。

突っ込んだ質問であっても自信を持って答えられるよう、最終面接の前に準備しておきましょう。

合格を前提とした顔合わせのため

最終面接に残った転職希望者を、ほぼ合格としている企業もあります。

この場合には、合格を前提として顔合わせをする目的で最終面接をしていると考えましょう。

これまでの面接で内定がほぼ確定しているため、企業の幹部などと顔合わせをする機会として最終面接が設けられているのがこのケースです。

このような目的で最終面接をしている企業であれば、ほぼ合格ですのでよほどのことがない限り内定が得られます。

ただし、あくまでも「ほぼ」であり確実とはいい切れません。

人間として間違った行動をしてしまうと取り消されてしまう可能性もありますので注意が必要です。

転職の最終面接では評価基準・面接官がこれまでと異なる

最終面接の面接官を誰が務めるかは企業によって違いがあります。

ただし、どの企業でも共通しているのは、意思決定権がある人が最終面接を行うという点です。

なかでも、社長や取締役などの役員が転職の最終面接を担当するケースが多いでしょう。

一次面接や二次面接では、人事の担当者や現場の管理職が面接を行ってきましたが、最終面接では役員などの経営陣が面接官となるのです。

これまでの面接官とは人材の見抜き方が異なることもめずらしくなく、より厳しく審査が行われます。

面接では、深掘りした質問も多く飛び交うことから、ほぼ合格と油断するのではなく、気を引き締めて最終面接に臨みましょう。

転職の最終面接合格に向けての4つの注意点

転職活動を終わらせ、新たな仕事に就くためには最終面接を通過しなければなりません。

そこで、最終面接に合格するために注意すべき点を4つ紹介しましょう。

  • 最終面接で評価されるポイントを押さえておく
  • 志望動機を明確にして一貫性を持たせる
  • 企業・業界研究をもう一度丁寧に確認しておく
  • 最終面接でよく聞かれる質問をシミュレーションしておく

最終面接で評価されるポイントを押さえておく

転職の最終面接で高く評価される人というのは、入社志望度の高い人です。

また、企業の価値観とマッチする人材も求められるといえるでしょう。さらに、転職の面接で入社後の明確なビジョンが示せると高評価を得られます。

これらのポイントをしっかりとおさえた面接での受け答えができると、最終面接にはほぼ合格できるでしょう。

志望動機を明確にして一貫性を持たせる

転職の最終面接でも、一次面接や二次面接と同じように転職したい理由や業務に活かせる長所などについての質問があります。

一次面接や二次面接のとき異なる内容を答えてしまうと、信頼できないと感じられてしまうでしょう。

軸がずれてしまう人物だと判断されてしまい、仕事が任せられないと思われてしまいます。

その結果、不合格となってしまう可能性もありますので、回答に一貫性を持たせておくことが大切です。

企業・業界研究をもう一度丁寧に確認しておく

転職の最終面接を、ほぼ合格だと油断するのは危険です。

最終面接ではより厳しく審査されると考え、企業研究や業界研究をもう一度しっかりとしておきましょう。

どのような点を深掘りされても答えられるようにしておくと、企業や業界への理解度の高さが伝わり、合格へと近づきます。

最終面接でよく聞かれる質問をシミュレーションしておく

転職の最終面接前にはどのような質問があるのかをあらかじめ想定します。

ほぼこのような質問が出るだろうと予想し、その質問に対する回答をシミュレーションしておきましょう。

事前にシミュレーションをしておくことで、自信を持って回答できます。

どれだけ深い内容を質問されても答えられるよう、突っ込んだ内容の質問も想定しておくことが重要です。

転職の最終面接合格のためにやるべき2つの事

最終面接は転職できるかどうかの正念場でもありますので、自分をしっかりとアピールすることが大切です。

また、企業はどのような人材を求めているかもほぼ理解しておく必要があるでしょう。

最終面接に合格するには、次の2つの点をおさえて臨むことが大切です。

  • 質問のチャンスをアピールの場に
  • 面接が終わった後はお礼のメールを送る

逆質問のチャンスをアピールの場に

最終面接ではほぼ一通りの質問が終わると「なにか質問はないですか」と逆に質問をされることがあります。

この逆質問は、最終面接で自分を売り込むチャンスだと考えましょう。

質問内容に入社志望度の高さや転職後の明確なビジョンなどを織り交ぜることで、働く熱意が伝わります。

将来的にも活躍できる人材だとほぼ判断してもらえますので、逆質問を上手に利用するのが良いでしょう。

面接が終わった後はお礼のメールを送る

最終面接が終わっても、そのまま結果を待っているだけではいけません。

最終面接の後には、必ずお礼のメールを送るようにしましょう。

面接後にメールを送ったからといって、ほぼ内定がもらえるとは言いきれません。

しかし、メールが届いたことで採用を後押ししたというケースは多いものです。

最終面接に合格する可能性を少しでも上げるためにも、丁寧なお礼のメールを送るよう心がけます。

転職の最終面接で落ちる4つのケース

転職の最終面接は、ほぼ合格を意味していません。

次の4つのケースがみられた場合には、不合格となることが多いでしょう。

そこで最終面接で気を付けたい、落ちる4つのケースを紹介します。

  • 会社のビジョンや文化を合わないと判断されるケース
  • スキル不足と判断されるケース
  • 離職・転職への覚悟が無いとみなされるケース
  • コミュニケーション能力が無いとみなされるケース

会社のビジョンや文化と合わないと判断されるケース

最終面接まで進み、ほぼ合格だと判断されていた人材であっても、会社のビジョンや風土に合わないと判断されてしまうと不合格となります。

そのため、会社の役員などの経営層が抱く会社のビジョンがどのようなものであるかは、最終面接の前に調べておく必要があるでしょう。

スキル不足と判断されるケース

前職と同じ業界への転職を希望する場合には、スキルや経験が大きく評価されます。

しかし、最終面接で求められているスキルに満たないと判断されてしまうと、ほぼ落ちてしまうのです。

一次面接や二次面接とは違い、最終面接では企業の役員クラスが面接官となることから、求められているレベルが異なることがめずらしくありません。

ほぼ合格であると考えるのではなく、どのくらいのスキルがあり、それをどのようにアピールできるかは、事前にしっかりと考えておくことが大切です。

離職・転職への覚悟が無いとみなされるケース

現在の仕事を続けながら転職活動をしている人は、転職をする意思が本当にあるのかも最終面接では判断されます。

現在の仕事を離職し、転職をしてこの企業で働く覚悟があるのかがチェックされていますので、曖昧な態度を取らないことが大切です。

強い意志をもち、この企業で働きたいことがしっかりと説明できると、ほぼ合格できるでしょう。

コミュニケーション能力が無いとみなされるケース

転職の最終面接で聞かれたことに応えられていない場合や、的外れな回答をした場合には、コミュニケーション能力がほぼないと判断されてしまうでしょう。

面接でしっかりと受け答えできない人は、実際の現場でもほぼ同じようにコミュニケーションが取れません。

したがって、コミュニケーション能力は非常に求められているといえるのです。

調べればわかるような質問をした場合にも、良い評価は得られないでしょう。

面接官が求める回答ができるように心がけると、転職が成功しやすくなります。

転職の最終面接はほぼ合格と思わず万全の準備で挑もう

転職活動が順調に進み、最終面接にまで残るとほぼ合格とはいい切れません。

多くのケースでこれまでよりも厳しく評価されますので、最終面接前にはしっかりと準備をしておくことが大切です。

企業研究を充実させ、どのような人材が求められているかがほぼわかると、自分自身の魅力もアピールしやすくなるでしょう。

今回紹介した注意点やポイントをしっかりとおさえ、転職の最終面接を合格へと結び付けてください。

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