事務職への転職の志望動機・理由の書き方を例文付きで解説!知っておくべき注意点も!

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一般事務職は社会人未経験者が行う業種と思われがちですが、事務職は企業の経営において大切な役割を担っていおり、事務職への転職も志望動機や理由を明確にする必要があります。

この記事では、事務職に転職する際の志望動機と理由の書き方を紹介します。

目次

事務職への志望動機・理由の書き方が知りたい!

事務職といっても漠然とした職種で多くの人が事務職に対するイメージがあまり強くないようですが、会社を経営する上で大切な役割を果たすのが一般事務職です。

別の職種から事務職に転職したい、もしくは今まで事務職をしてきたけど別の企業の一般事務に転職したいという人向けに、志望動機や理由、自己PRの書き方について解説していきます。

事務職への志望動機・理由を書く5つのポイント

一般事務職への転職を希望している場合は、なぜ事務職なのかという志望動機を明確にする必要があります。

事務職へ希望しているのであれば、以下の5つの理由を職務履歴書や履歴書に記載しましょう。

これから、具体的にどのようなことを書けば良いのか解説していきます。

  • 自分のスキル・長所をわかりやすく伝える
  • 事務職なら何でもよいではなく具体的な理由を書く
  • 希望する企業を選んだ理由を明確に書く
  • 企業側の求める人材をリサーチして書く
  • 未経験の場合はヒューマンスキルに重点を置く

自分のスキル・長所をわかりやすく伝える

一般事務職への転職を希望している場合には、履歴書や職務履歴書などに自分のスキルや長所を分かりやすく明記する必要があります。

今までの仕事でどんなスキルを得たのか、そのスキルを一般事務職でどのように活かせるのかを説明しましょう。

事務職なら何でもよいではなく具体的な理由を書く

中には、事務職への転職は簡単だと考えている人もいるようですが、事務職は企業にとって大切な採用担当や会社経営に必要な運営を担っている職種でもあります。

仕事の量も多く細かいことから、事務職には一つのことをコツコツとしっかりこなすことができる人材を必要とされています。

履歴書や職務履歴書などに一般事務職へ転職したいという、具体的な志望動機を記載するようにしましょう

希望する企業を選んだ理由を明確に書く

今の職種から一般事務職に転職する場合、なぜ企業の事務職を選んだのかという理由をしっかりと説明することで、スムーズに事務職への転職を成功させることができます。

一般事務職へ転職したいという人は、おおよその人が特定の企業での事務職を希望しています。

よって、どうしてその企業に転職したいのかという理由を説明する必要があります。

企業側の求める人材をリサーチして書く

一般事務職へ転職を考えている人は、転職希望先の企業がどのような人材を必要としているのかリサーチしておきましょう。

事務職といっても数多くの役割があり、採用担当や営業や会社経営のサポートなど会社を担う重要な役割を果たしています。

企業側も会社にとって重要なポジションを任せることができる人材を探しているので、転職活動をする前に企業をリサーチすると内定をもらいやすくなります。

未経験の場合はヒューマンスキルに重点を置く

今までに一般職を経験したことがないという一般事務職が未経験の人はヒューマンスキルをアピールしましょう。

例えば、企業秘密を守ることができる人材なのか、他の部署の社員とも気さくにコミュニケーションができるか、バランスよく様々な仕事をこなすことができるかなど、自分ができることを積極的に説明していくことで事務職への転職成功につながります。

事務職への志望動機・理由の書き方例文

一般事務職の転職を希望している場合には、経験者と未経験者やキャリアが少ない人とで志望動機や理由の書き方が異なってきます。

これから、以下の志望動機や理由の書き方について具体的に解説していきます。

  • 経験者の志望動機の例文1
  • 経験者の志望動機の例文2
  • キャリア浅・未経験の志望動機の例文1
  • キャリア浅・未経験の志望動機の例文2

経験者の志望動機の例文1

今までにはテレビ業界で事務職を経験してきましたが、日常的に愛用している化粧品を製造している会社で、自社商品に思い入れを持って仕事がしたいと転職を希望します。

貴社のロングセラー商品である「●●●」を日頃から愛用しており、今までの経験を貴社で活かしてさらなる成長に貢献したく志望いたします。

Word、Excelなどのパソコンスキルだけでなく、分け隔てなく多くの人と明るく接して相手の要求にも迅速に対応することに自信があります。

今までに勤務してきた企業と転職先の業種が異なる場合、なぜ別の業種で一般事務職への転職を志望しているのかという理由を明確に書くようにしましょう。

経験者の志望動機の例文2

大学を卒業してから派遣社員として3年間、様々な企業で事務業務を経験し、ワードやエクセルなどのパソコンスキルを身につけてきましたが、もっと効率よく成果を達成したいと常に考えてきました。

誰かから与えられた仕事を淡々とこなすより、自らを仕事を見つけて問題解決をするなど、責任ある業務を任されてよりスキルを磨いていきたいと思うようになり貴社を志望いたしました。

全社員が企業を成長したいという目標を持って、責任を持って自身の業務に取り込むのが企業のモットーだという内容をホームページで拝見し、私も是非その一員となって会社の成長を事務職という立場で牽引したいと考えております。

この場合、派遣社員として事務職に就いていたけど、これからはより責任のある仕事をしていきたくて志望している企業の事務職を担当したいという志望動機が書かれています。

転職を志望している企業のホームページをしっかり確認しているというアピールもしており、企業側への印象も良くなります。

キャリア浅・未経験の志望動機の例文1

今までは食品関係の企業でコールセンターに勤務しており、お客様からのサプリメントの問い合わせ対応を担当しておりました。

カスタマーサポーターとして培ったコミュニケーション能力を、日常的に使用しているコスメを販売されている貴社で活かしていきたく志望させていただきました。

お客さま一人一人の問題を迅速に察知して的確なアドバイスを行なっていく能力を活かして、社内の雰囲気をより良くしながら会社に貢献していきます。

キャリアが浅かったり事務職が未経験の場合は、今までの仕事でコミュニケーション能力を培ってきたことや、問題解決をスムーズに対応することなど、自分が何ができるか、どんな能力を持っているのかをアピールしましょう。

キャリア浅・未経験の志望動機の例文2

大学を卒業してから2年間、派遣社員としてデーター入力の仕事をしていましたが、兼ねてから拝見している貴社が製作している映画を身近に感じたく志望いたしました。

一つのことに対して熱意を持って続ける能力を活かして、貴社の事務職員として積極的に仕事を率先して覚えていくよう努めてまいります。

このメールでは、事務職が未経験でありながら映画という自分が好きな業界で事務職員として働きたいという熱意を表明しています。

事務職の転職の際のアピールしたい3つの注意点

一般事務職は、会社の中心核となる業務を多く抱えているため、以下のことを転職先の企業にアピールしておくことが必要となります。

これから、以下の事務職に転職する際の注意点を具体的に説明していきますので、事務職の転職を考えている人は是非、参考にしてください。

  • パソコンスキル
  • コミュニケーション能力
  • コンプライアンス・守秘義務に対する意識

パソコンスキル

一般事務職だけでなく、企業に就職するには必ずパソコンスキルを問われます。

特に、書類管理が多い事務職へ転職を志望している人は、WordやExcel、パワーポイントなど必要最低限のパソコンスキルがあるかどうかをアピールする必要があります。

また、タイピングが正確でスピーディーであればあるほど、その分仕事も正確で早いということなので、もしタイピングの速度が遅い人は訓練してスピーディーにパソコンのキーを打てるようにしておきましょう。

コミュニケーション能力

一般事務職への転職を志望しているのであれば、コミュニケーション能力を磨くことがとても重要となってきます。

事務職は会社に属する全ての部署の人たちが作成した資料をまとめる役割もあるので、他部署の社員の人と会話することは頻繁にあります。

他の部署の社員の人たちと、フレンドリーに会話ができるというヒューマンスキルを積極的にアピールしていきましょう。

コンプライアンス・守秘義務に対する意識

一般事務職といえば、企業の経営に関わる資料を管理することが主な仕事内容となり、書類の取り扱いには慎重にしなければなりません。

会社の大切な情報が外に漏洩してしまっては企業の経営に大きく関わってきてしまうので、事務職に採用する人材はコンプライアンス(守秘義務)に対する意識が高い人を求めています。

友達や家族などに、うっかり企業の秘密を話してしまうことのないように、仕事とプライベートは日頃からしっかりと分けるようにしておきましょう。

事務職の転職の自己PRの書き方の3つの注意点

一般事務職へ転職を考えている人が自己PRをする際に、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。

アピールの仕方によって事務職に転職できるかどうか関わってくるので、以下の自己PRポイントをしっかり書くようにしておきましょう。

これから、具体的にアピールポイントについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

  • 実績を客観的にアピールする
  • 知識・スキル・資格をアピールする
  • 経験期間で即戦力になることをアピールする

実績を客観的にアピールする

事務職に転職したい場合は、今までの会社で行なってきた実績を客観的にアピールするようにしましょう。

自分の実績をアピールすることはとても大切ですが、アピールポイントを履歴書や職務経歴書などに書く際には、自分が転職先の企業で活かせる実績やスキルを書くようにすると採用される確率が高くなります。

転職先で活かせないキャリアを志望動機として書いても説得力がないので、志望動機を記入する際には自分が持っているスキルを転職先で活かせることをアピールするようにしてください。

知識・スキル・資格をアピールする

ビジネス文書検定やマイクロソフトオフィススペシャリストなど、事務職に有利な資格を持っているのであれば、履歴書や職務履歴書などに書いておくと転職もスムーズにいきやすくなります。

持っている資格やスキルを積極的にアピールすることは、転職活動においてとても大切です。

経験期間で即戦力になることをアピールする

過去に事務職を担当してきた人であれば、志望している企業に即戦力になることをアピールしましょう。

特に大企業であれば、今すぐにでも優秀な人材に勤めてもらいたいと考えているので、今までに経験してきた事務職の内容や、採用になった際には積極的に仕事を見つけてこなしていく姿勢を文章で表現すると内定がもらいやすくなります。

事務職への志望動機・理由の書き方のポイントを知ろう

一般事務職は企業を経営する上で重要な役割をしており、他の部署の人たちと会話する機会が多いのでコミュニケーション能力やパソコンスキルなどが必要になってきます。

これから事務職に転職したい、もしくは別の企業の一般事務に転職したいという人は、スキルや資格、ヒューマンスキルなど自己PRできるポイントを書いて事務職への転職を成功させましょう。

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