転職したいけどやりたいことがない?4つの対処法と5つの見つけ方を紹介!

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転職への願望はあっても、どのような仕事に就けば良いのかがわからないと転職活動すらスタートできません。やりたいことがないとき、それを見つける方法はあるのでしょうか。

この記事では、転職を希望していてもやりたいことがない場合の対処法と探し方を紹介します。

目次

転職したいけどやりたいことがないときはどうする?

現在の状況を変える目的で転職を考えたときでも、やりたいことが見つからないと、どのような仕事を選べば良いのかわからなくなるでしょう。

転職によって楽しいワークライフを希望していても、やりたいことがわからないだけで明るい将来すら見えなくなってしまいます。

また、やりたい仕事が見つからないことには、転職がうまくいかないかもしれないと不安になる人もいるでしょう。

やりたいことがないというのには、実は理由があります。まずは、なぜやりたいことがないのかについて考えてみましょう。

転職したいけどやりたいことがわからない人の4つのタイプ

転職に踏み切れない理由に、何がやりたいかがわからないことを挙げる人は、いくつかのタイプに分かれます。自分がどのタイプに当てはまっているのかがわかると、やりたいことが見つかる可能性もあるでしょう。

やりたいことがないというのは、次の4つのタイプに分けられます。

  • タイプ1:器用貧乏で自分の長所がわからない人
  • タイプ2:とにかく現状を変えたい!違うところでならという気持ちの人
  • タイプ3:何ができるかよりも失敗を恐れる慎重な人
  • タイプ4:どんな転職先があるのかの情報が不足している人

タイプ1:器用貧乏で自分の長所がわからない人

どのような仕事を与えられてもそれなりに上手にこなしてしまう器用貧乏な人は、自分の長所が分からないことがあります。

なんでも器用にこなすため、何が自分に合っているのかがわからなくなってしまうのです。

そのため、現在の仕事よりも自分に合った仕事があると考えて転職を希望する人が多くみられます。

仕事に対する面白みを感じられないという人は、このタイプの可能性が高いでしょう。

タイプ2:とにかく現状を変えたい!違うところでならという気持ちの人

現状に満足できず、ほかの仕事でなら自分の能力を最大限に発揮できると考える人も、希望する仕事が見つからないケースが多いでしょう。

とにかく現在置かれている状況さえ変えられればすべてが良くなると考える人は、どのような仕事であれば自分の能力が発揮できるのかがわかっていません。

また、現在の仕事が自分に向いていないのは、自分の能力が追い付いていないのではなく、仕事内容にあると考えている可能性も考えられます

仕事に対する自信のなさを周囲のせいにし、現状だけを変えたいという考えのため、やりたいことが見つからないのです。

タイプ3:何ができるかよりも失敗を恐れる慎重な人

失敗を恐れて慎重になりすぎる人も、やりたいことが見つからないことがあるでしょう。

また、次の職場では失敗したくないとの思いが強いと、やりたいことが決められなくなってしまいます。

さらに、転職での悪い面ばかりにとらわれている場合には、いつまでもやりたいことが見つかりません。

リスクばかりを気にするのではなく、前向きにチャレンジすることも大切です。

タイプ4:どんな転職先があるのかの情報が不足している人

世の中には実にさまざまな職種や業種が存在しており、自分の知っている職種や業種というのは、それらのほんの一部でしかありません。

転職を希望しているにもかからわず、やりたいことが明確でない人は、転職先に関する情報が少ない可能性があるでしょう。

目に見えている仕事だけでなく見えない部分を支えているところにも仕事はあります。

そういったところにも目を向け、転職先に関する情報収集をしっかりと行うと、やりたいことが見えてくるでしょう。

転職したいけどやりたいことがない人の4つの対処法

仕事を辞めて転職をしようと考えてもやりたいことがないと転職活動が進めづらくなってしまうでしょう。そこで、ここから紹介する4つの対処法を試してみるのがおすすめです。

  • なぜ転職する必要があるのかをじっくり考えてみる
  • 希望条件や優先順位を整理して書き出してみる
  • 現状の問題点や向いていないと思う理由を整理してみる
  • これまでの成功体験や実績を分析する

なぜ転職する必要があるのかをじっくり考えてみる

転職をしたいけど就きたい仕事がわからないという人は、どうして転職をしたいのかについて考えてみましょう。

現在の仕事につまらなさを感じているのであれば、なぜつまらないのかについて探ります。出てきた答えに「なぜ」という疑問を繰り返すことで、本当の理由が見えてくるでしょう。

そうすることで、やりたいことがわかるようになります。

希望条件や優先順位を整理して書き出してみる

転職をしたい理由がわかると、今度は転職によって変えたい環境や、条件などを突き詰めて考えます。

自分が希望する条件がわかると、どの条件が譲れないのかを考え、優先順位をつけて書きだしてみましょう。

頭の中で考えていたことも書き出すことで可視化され、整理されることから、やりたいことが具体的に把握できるようになります。

現状の問題点や向いていないと思う理由を整理してみる

現在の仕事が自分には向いていないことを理由に転職をしたい人は、現在抱えている問題点や向いていないと思う理由を考えてみましょう。

どうして自分はこの仕事に向いていないと思うのかを考えると、選びたくない選択肢を明確にすることが可能です。

そうすることで、やりたいことが絞り込めるようになるでしょう。

これまでの成功体験や実績を分析する

転職でどのような仕事に就きたいかを考えるときには、将来に目を向ける人がほとんどでしょう。

しかし、やりたいことがわからないという場合には、過去を振り返ってみるのも1つの方法です。

過去にどのような成功体験があり、どれだけ高いモチベーションで取り組めたのかを紙に書きだしてみましょう。

可視化してみることで、自分が本当にやりたいことや自分に合っていることが見つかる可能性があります。

やりたいことがない時の転職先の5つの探し方

やりたいことがない人は、転職先を見つけることも難しいでしょう。やりたいことがないけれど転職したいという人は、次の方法で転職先を探してみるのがおすすめです。

  • 業種や職種からではなく希望の条件から探してみる
  • やりたいことではなく「できること」「楽しいこと」から探してみる
  • 理想の将来像や身に付けたいスキルから探してみる
  • 自分が求める仕事ではなく求められる仕事で探してみる
  • 様々な転職サービスを利用してみる

業種や職種からではなく希望の条件から探してみる

やりたいことがないという人がピンポイントで転職先を決めるというのは非常に難しいことです。

どのような仕事に就いていいのか分からないことが多いため、業種や職種を選ぶのすら至難の業でしょう。

そのようなときには、業種や職種ではなく希望の条件から転職先を探してみるのがおすすめです。

譲れない条件を書きだし、そこにマッチした業種や職種を選ぶと見つかりやすくなるでしょう。

やりたいことではなく「できること」「楽しいこと」から探してみる

やりたいことをするのが転職を成功させる近道ではあるものの、やりたいことだけが転職を成功させるわけではありません。

自分にできることや、自分にとって楽しいことを仕事に選ぶと、転職は成功しやすいといえるでしょう。

自分の得意分野や、これまでに楽しかったことなどを思い出し、それらにつながる仕事を探してみます。

自分の心が動いた出来事などがあり、それに結びつく仕事があれば積極的にチャレンジしてみるのがおすすめです。

理想の将来像や身に付けたいスキルから探してみる

働き方改革により、雇用をとりまく考え方には変化が見られるようになりました。同じ会社で一生働くという考え方も少なくなり、自由な働き方が選択できるようになったのです。

そのため、転職でも一生働く会社を選ぶ必要はないといえるでしょう。自分の将来や身につけたいスキルのために転職先を選んでも問題はありません。

労働者もフレキシブルな選択ができる時代です。将来的にどのようなスキルやキャリアを身につけたいのかを優先して考えるのも1つの方法だといえます。

自分が求める仕事ではなく求められる仕事で探してみる

仕事をするうえで大切なのは誰かに必要とされることです。自分の頑張りが企業やお客さまに喜ばれると仕事への価値観を感じます。

やりがいのある仕事への転職を希望しているのであれば、自分が求める仕事ではなく求められる仕事を探してみましょう。

そうすることで、高いモチベーションを持ち、打ち込める仕事が見つかる可能性があるのです。

様々な転職サービスを利用してみる

やりたいことがない人が1人で転職先を見つけるのは、非常にハードルが高いといえます。

そんなときには転職のプロに相談してみるのがおすすめです。転職サービスには、ハローワークや転職サイト、転職セミナー・説明会さらに、転職エージェントなどがあります。

プロのアドバイスを受けることで、やりたいことが見つかる可能性もあるでしょう。

ハローワーク(職業安定所)

転職サービスとして高い知名度を誇るのがハローワークです。国が運営する転職支援サービスであり、これまでの経歴や希望を伝えると、自分にマッチする企業を紹介してもらえます。

求職者は無料で利用でき、求人を出す企業にも費用が発生しないことから、求人にお金をかけたくない企業も気軽に利用できるでしょう。

そのため、中小企業の求人も見つかりやすいといえます。

転職サイト

たくさんの求人情報から自分に合う企業を検索したいという人は転職サイトが良いでしょう。

求人情報が豊富のため、自分にぴったりの企業が見つかります。ただし、転職サイトでは、応募や面接の日程調整などを自分でしなければなりません。

しかしながら、自分のペースで転職活動ができるため、じっくりと転職を進めたい人にぴったりのサービスです。

転職セミナー・説明会

雇用を確保したい企業などが集まった合同企業説明会やセミナーなどは定期的に開催されています。

説明会やセミナーに参加すると、どのような企業が求人を出しているのかが分かりやすく、その企業で働くイメージもつかみやすいでしょう。

転職者を対象とした説明会やセミナーもあり、WEBでのセミナーなども用意されていますので、参加してみるのがおすすめです

転職エージェント

1人で転職活動を進めるには不安がある人や、転職に十分なサポートを求める人は転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーから的確なアドバイスが受けられるのが魅力でしょう。また、転職に関するさまざまなサポートも用意されていますので、安心して転職活動が進められます。

さらに、やりたいことがないという相談にも親身に応じてもらえる、心強い味方です。

転職したいけどやりたいことがない時の対処法と探し方まとめ

転職をしたくてもやりたいことが見つからないのであれば、まずは、自分はなぜ転職をしたいのかを考えてみましょう。転職理由を洗い出すことで、どのような仕事に就きたいのかが見えてくることがあります。

また、やりたい仕事を選ぶのではなく、譲れない条件や将来のビジョンなどを考えることでも転職先が見つかりやすくなるのです。

ただし、自分1人でやりたいことを見つけるのは至難の業ともいえます。転職エージェントなどを上手に利用し、プロとともに転職活動を進めてみるのが良いでしょう。

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